PROSTITUTION 第五章
オレは着ていた洋服、下着全てを奴の前に脱ぎ捨て、素っ裸のまま将軍の目の前に
立ち尽くすしかなかった。
長く伸びた前髪がオレの表情を隠してくれる事を祈って。
将軍はオレの何もつけていない継ぎはぎだらけの身体を見て興奮し始めた。
「いやぁ…。機械鎧の右手、左脚…。これはまた、そそるなぁ…!さぁ、ベッドに上がりなさい」
オレをベッドへと誘う。裸の腰に手を添えられてベッドへ仰向けに寝かされた。
視線をどこにやって良いのか判らずにオレは、オドオドとしていた。
ただ、奴と目を合わせたくない一心で顔を背けた。
あぁぁ…挙動不審者のような自分の行動が笑えてしまう。心では冷めた感覚でいるのに
身体は、カタカタと震えているようだった。
将軍は、いそいそと自分の洋服を脱ぎ始めた。オレはその様子を背けた視線のまま感じとった、
自分の身体はカタカタと震えている。オレ自信で選んだ選択なのにどうしても身体はいう事を
聞いてくれない。
本能的に嫌がっている。
「ん…っ、怯えているかね!ははは…さぁ、脚を立てて開きない」
嫌だ…。
オレは、ギュッとシーツを握り締め、内股に力を込めて開くべき脚を難くなに閉じた。
自分で脚を開くなど到底できない。
絶対に…それをやってしまったらオレは本当に堕ちてしまう。
奈落の底へ…。
「さぁ!早く!」
将軍は、一向に脚を開こうとしないオレにいらつき、自分の手で思いっきり両脚を掴み
左右に大きく広げられた。
「あっ………やっ…」
オレの身体を恥辱の渦が駆け巡った。
ひんありとした空気が普段感じるところではない場所に感じる。
奴は、大きく開かされた脚の間に覆いかぶさるように身体を密着させてきて、オレの首筋に
ねっとりと舌を這わせ舐めまわしていく。
嫌だ…!気持ち悪い!オレの身体は拒絶反応を起こす。
しかし、どうする事もできずにガタつくだけだった。
首筋から徐々に下に降りていき、あちこち舐めまわす。
「あぁぁぁ…感じてるようだね。いやらしい身体だ…。こんなに乳首をたたせて…」
違う、違う…決して、感じてなんかいない!
将軍は剥き出しの乳首を啄ばむように美味しそうに咥えて嬲り続け、そのままゆっくりと下へ
おりてゆく。
大きく開かされた脚が震える、機械鎧の左脚はガチャガチャと耳障りな音を奏でる。
やっぱり逃げ出したい。
恐怖と恥辱と色々な感情が入り乱れてオレは助けを求めた。
言葉に決して出してはいけない言葉を何度となく紡いだ。
ロイ…、ロイ…、ロイ…たすけて…。
馬鹿なことを…。
自分で決心してここまでやってきたのに、どうしようもない愚かなオレ自身。
奴は、鼻息も荒く舐めまわしながら、オレの薄っぺらい胸を揉んで楽しんでいる。
何が嬉しいのだろう、こんな事…この行為は愛すべき人と行う行為のはずなのに。
オレは、何やってんだろう。
奴の熱い舌先がオレのなんの兆しも見せてない下肢に辿りついた。
そして、熱い口腔に包まれてオレは呻いた。
「やめろ……!」
静止の言葉さえ奴には心地よく響いているらしい。
徐々に快楽の波がよせてくる。快楽などオレには必要じゃないのに、それでも勝手に感覚は
快感をもとめてしまう。
苦痛と快楽というのは、なんてよく似ているのだろう。
両脚を開かされ、股間に男の頭を抱えこみ、快楽の声と苦痛の声、どちらとも聴き取れる
狂気じみた声をあげているオレはなんて愚かなんだろう。
「いゃっ…。もう、やめ…はなせ…!」
「オヤオヤ、身体は喜んでいるよ…。ふふふ、ほら…見てご覧ん…」
目を背けたくなる光景だった。見たくなくてオレは抵抗したが将軍は、わざとらしく
魅せつけていた、オレの醜態を奴は満足そうに魅せる。
そして、オレの下肢をさらに弄ぶ。
熱い軟体動物みたいな舌が、後孔辺りを嬲りまわる。
奴のグロテスクな肉棒が挿入しやすいように、オレの一箇所を這いまわっていく。
奴が、丁寧に濡らした場所に指を挿し込まれた。
「いっ…うっ…」
「痛いかね…。初めてだからね、優しくほぐしてあげよう。さぁ、力をぬいて…」
「やっ、…だぁ…」
奴の指の感触にぞっとする。
2本の指がバラバラに内部を掻きまわす。今迄感じたことのない感覚にオレは翻弄された。
「うっ…。あ〜〜っん…いっ…」
一度、唇が開けば…もう、声を抑える事ができずにオレの唇から漏れだす言霊は奴の性欲を
満たしていく。
「アァ…気持ちいいかね。嬉しいよ、そんなに私の事を受け入れるのが待ち遠しいかね
いいよ…私の熱いものを君の身体に治めてあげるからね…」
絶対にこの男は、勘違いをしている。
オレは、喜んでも快楽に溺れているわけでもない。
絶対に…。
悔しかった、奴の言葉が…。
心は違うんだ…。
オレは力なく手をのばして、下肢にまとわりつく奴の身体を押しのけようとしたが、それを
よがっていると感じているのか、それとも早くと強請っているように奴は感じとったらしい。
そして、翻弄されるがままのオレの身体をうつぶせにひっくり返し
奴はオレの首筋から背中を舐めまわしながら腰を高く四つん這いの格好にした。
戌の格好だ。
笑えてしまう、本当に戌だ、軍の戌だ、将軍の戌だ。
オレの身体全身が恥辱の渦で渦巻いている。
ホント、情けない。ぎゅっとかたく目をつぶってるオレの瞳からわけもなく涙が一滴流れ出す。
将軍の片手がオレの腰を引っ掴んで押し開いたと思うと、もう片手がそえられた。
ぐっと何か熱い肉棒が、押し入れられたと同時にオレの口からも悲鳴が漏れ出した。
いくら優しくする、よくほぐしてやるなどと言っても所詮は苦痛の何ものでもない。
深々とオレの内部に奴の醜い肉棒が挿入されていく。
「いっ…アァァァァ、ヤァ…あっう……」
悲鳴が口から零れだす。
オレの瞳の奥は赤と黒の点滅を繰り返す。
これのどこが快感なのだろうか…謎だ。
「アァァァっ…痛いかね。仕方ないね、初めてだからね!…全部入ったよ。ほら」
将軍は鼻息荒く、快感に浸っている。
さも、気持ちよさ気に己の肉棒を抜き差し始めた。
ベッドのスプリングが軋む。ギッ、ギッ、ギッ・・・・・・。
オレは、力なくすすり泣きをもらしながら、何とか少しでも深々と内臓へうちこまれる痛撃を
楽にしようと、身体を前へそりかえらせる。
繰り返される律動に逃げることができずにオレは枕に顔を押しやって耐えるしかなかった。
これが、ロイだったら…。
この痛撃が快感にかわるのだろうか?
確かめる余地などなかった。
だってオレは何も知らない子供だから。
「あっ…いっ…やめ…うっ…もう、…」
短い断続的な呻き、ゆっくり殺される獣みたいな喘ぎ声の悲鳴。
将軍はオレが鳴き続ける身体の上で、ハァハァ言って甘美な世界にのめり込んでいる。
「もっ…やっ…いっ…」
「嗚呼…。もうちょっとだよ…。嗚呼…気持ちいいよ。君の身体は、きつく締め付けてくる…淫乱な
娼婦のようだよ…。嗚呼…いくよ。中身でいくよ…。アアア…!」
将軍は、そう言うと抽入を激しく繰り返し…、オレの中身に欲望の種を吐き出した。
「うっ……」
オレの背に倒れ込んでくる。
終わった…!?これで…、帰れる…アルのもとへ…。
オレは渾身の力を振り絞って言い放った。
「…どけよ!約束は果たしたはずだ!」
その言葉を将軍は、不気味な笑顔を添えながらオレの首筋や背を、まだ舐めまわしながら
離そうとはしなかった。
「どけよ…!」
「君は何か勘違いしているよだね!一回きりで終わると…?本当に思っていたのかね?今晩
一晩好きにさせてもらうよ、ふふふ…」
将軍は、オレの身体を仰向けにひっくりかえした。
ひしゃげた蛙のような格好だ。
そして、両脚を掴み…熱く脈打つ男根をねじ込められた。
決して己自身から濡れているわけでもないのに、安々と奴の侵入を許してしまう後孔に
情けなさを感じたが…上擦る悲鳴は、響きわたる。
「……もう、いやだぁぁぁぁぁぁ………!」
「往生際が悪いよ、君もはははは、君は身を売ったんだよ!娼婦のようにね…」
脳髄の中で痺れたように感情が麻痺していく。
最悪だ……。
そう、この行為は売春だ。
to be continued
後記
裏的内容です!エロ苦手な方ごめんなさいです。
エロ将軍爆進です!
可哀想に…エドの純潔は奪われてしまいました。
でも、これが彼が選んだ1つの選択なのです。
罪に罪を重ねる…選んではならない選択。
でも、エドは選んでしまった(泣) さて、次回はどう動くアルフォンスは…
そして、真打は登場するのか?
今回は、一章が長かった…やっぱり長文好きらしい(泣)
ようは、まとめられないのね↓ 桜…